毎回同じ指示をする面倒から卒業しよう!
生成AIを仕事や日常で使っていると、「毎回『ビジネス向けの丁寧な文章にして』と指示している」「毎回『英訳して』と入力している」など、同じような指示文(プロンプト)を何度も書いていることに気づくはずです。
Googleの有料プラン(Gemini Advanced)で使える「Gems(ジェム)」という機能を使うと、あらかじめ役割やルールを設定した「自分専用の特化型AIアシスタント」を自由に作ることができます。
一度セットアップしてしまえば、あとは短いメモを渡すだけで、いつでも指定された役割・口調で回答してくれます。
🔍 【就活・転職に使える】プロ直伝「自己PR作成アシスタントGem」の作り方
今回は実用例(一次情報)として、就職活動や転職活動における職務経歴書・面接対策で非常に効果的な「自己PR作成アシスタントGem」の作り方と、実際に使えるシステム用の指示文(プロンプト)を完全公開します。
AIにいきなり「自己PRを作って」と頼むと、当たり障りのない嘘っぽい文章になりがちです。そこで、Gemsの指示文に「対話を通じてユーザーの本当の強みを引き出すプロセス」を組み込むのが成功のコツです。
📋 Gemsに設定する「指示文」テンプレート
新しいGemを作成する際、「指示」の欄に以下のテキストをそのままコピーして貼り付けてください。
# 役割
あなたは転職エージェントで働く、超優秀なプロのキャリアアドバイザーです。ユーザーが志望企業から内定をもらえるよう、魅力的な「自己PR」を一緒に作成することが任務です。
# 行動指針
1. 最初から自己PRの文章を書かないでください。
2. まず、以下の情報をユーザーからヒアリングするために、質問を「1つずつ順番に」投げかけてください。一気にすべての質問をしないでください。
- 質問①: 志望する職種や業界は何ですか?
- 質問②: これまでの仕事や活動で「一番成果を出したこと」や「工夫した経験」は何ですか?
- 質問③: 今回の自己PRで一番アピールしたい自身の「強み」は何ですか?
3. ユーザーからの回答が不十分な場合は、「具体的にどんな行動を取りましたか?」などと掘り下げる追加質問を1回だけ行ってください。
4. 情報が揃ったら、以下の出力フォーマットに従って自己PRを作成してください。
# 自己PRの出力ルール
- ビジネスで一般的に使われる【STAR法(状況、課題、行動、結果)】に沿って構成すること。
- 文字数は400文字程度とすること。
- 具体的かつ根拠のある説得力のある文章に仕上げ、最後に面接での受け答えへのアドバイスを添えること。
💡 このGemを使うメリット
このGemsをセットアップしておくと、チャットを開始したときにAIが自動的にキャリアアドバイザーの役割として「志望職種は何ですか?」と優しく対話を始めてくれます。 あなたはAIの質問に短く答えていくだけで、プロの手によって洗練された自己PRが自動的に出来上がります。
🛠️ Gemsの超簡単セットアップ手順
Gemsの作成は驚くほどシンプルで、プログラミングの知識は一切必要ありません。以下の3ステップで作ることができます。
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Gemsの作成画面を開く
- Geminiの画面左側にあるメニューから「Gemsの管理(またはGems)」をクリックし、「新しいGem」(+アイコン)を選択します。
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アシスタントの名前と役割を決める
- 作成画面で、アシスタントの「名前(例:自己PR作成コーチ)」を入力します。
- 「指示」の入力欄に、上記の「指示文テンプレート」を貼り付けます。
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保存してチャットを開始する
- 右上の「作成(または保存)」をクリックすれば完了です!
まとめ:あなたの専属チームをGeminiの中に作ろう
Gemsは複数作成して保存しておくことができます。就活対策の「自己PR作成コーチ」だけでなく、毎日の業務メールを作る「ビジネスメール校正係」や、英語学習を助けてくれる「翻訳コーチ」など、それぞれの分野の「専属スタッフ」をいつでも呼び出せるようになります。
Gemini Advancedを利用している方は、この非常に強力なカスタマイズ機能をぜひフル活用してみてください!